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今日は、13:00から毎年1年に1回の京都市動物取扱責任者研修会に行ってきました。 研修内容は (1)動物の愛護及び管理に関する法令について。 (2)ペット動物の主な病気、予防及び動物由来感染症等について。 (3)京都市における動物の愛護及び管理に関する現状 間10分間休憩があるのですが、講義を17:00くらいまでみっちりうけました。 今回(2)で、洛西動物病院の先生が動物から人へ移る伝染病の話や、ウイルス性の病気真菌性の病気の話、耳ダ二の話。いろいろなことを学びました。 そして、今回私自身が何よりも衝撃を受けた(3)京都の現状を知り知っていただきたくて ここに載せることにしました。 平成19年 犬208匹 猫2196匹 平成20年度2月17日現在 犬129匹 猫1716(2月16日現在) これは、なんの数字だと思われますか? 京都市における家庭動物相談所において殺処分を受けた数です。 そして所有権を放棄されて収容されたワンちゃんの数の表です。 ![]() ★疾病は8歳から15歳のワンちゃんたちで腫瘍などの病気をもってどうしよもなくなった ★自己都合という理由には、仕事が忙しくなり面倒をみることができなくなった。 彼氏と彼女でかっていて、二人が別れて縁のある子をどうしようもなくなった。 という理由があったそうです。12匹のうちの5匹が、3歳以下そのうち1匹は1歳以下だったそうです。 ★相続権放棄は、飼い主死亡のためかえなくなった。8匹のうち1匹は1歳2匹は3歳だったそうです。 京都市の殺処分の方法は、二酸化炭素による炭酸ガスによる処分と注射器を血管やおなかにさす過剰麻酔というやりかただそうです。実際私たちは、スライドで、ガス室への誘導の写真、血液の残る注射器の写真をみました。目をそらしたくなりました。でもそれが現状でした。 家庭動物相談所の方が、「不謹慎かもしれませんが私はこの仕事が嫌いです。いつか奥にあるあの部屋何だろう?注射器はワクチンの為、体調の悪い子の為使える。そんな日が来てほしい」 とおっしゃられました。 わんちゃんと快適にパートナーとして幸せに暮らしていくためにどうすれば一番よいのか ペットブームの中もう一度、責任という言葉と命の重さを考えていこうと思いました。 京都市内10万頭 1000頭に1匹が処分されています。 みなさんはどう思われますか? 京都市家庭動物相談所(電話 075-671-0336)
by soranberry
| 2009-02-25 20:32
| 日記
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